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Japanese: 51 free audio & ebooks |
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By: Tatsuo Hori (1904-1953) | |
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![]() 信州の高原で、作家を志す青年と、絵を描く少女が出会った。やがて、二人は婚約する。しかし、少は、肺の病に落ちる。療養の為に、少女と青年は、信州のサナトリウムに行く。しかし、少女は帰らぬ人となってしまう。そして、一年後、青年は少女と出会った村で、冬を過ごす。 A love story between a young man and a young lady. They are engaged but the heroine becomes sick. They go to a sanatorium, but she passes away. After a year he goes to the small village where they met, and he lives there during the winter. |
By: Katai Tayama (1872-1930) | |
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![]() 竹中時雄は、東京に住む作家。三年前、岡山県の新見出身で、神戸に学んだ芳子が弟子にしてくれと言って来て、彼女を弟子にした。2人の間には、プラトニックな恋愛感情があった。 しかし、芳子に、京都に住む田中という恋人が出来て、状況は一変する。ついに田中は上京して来る。そして最後は、芳子が父と共に、帰郷することになる。 This is a love story between writer (teacher) & a young female student. The scene is Tokyo. |
By: Sachio Itō (1864-1913) | |
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![]() 農家の次男である省作は、最近、家で農作業をするようになった。その為、稲刈りなども、他の者と較べて遅い。隣家と共同で稲刈りをした時、隣家の嫁である「おとよ」さんが、助けてくれた。「おとよ」さんは、仲人に欺かれた形で、嫁に着たが、隣りの、省作に段々と引かれていく。 省作も「おとよ」さんのやさしさに、引かれ、 2人の間には、恋愛感情が芽生えてくる。This is a love story between a farmer's son & his neighbor's wife. The scene starts at a rice reaping day. They reap rice side by side. | |
By: Takuboku Ishikawa (1886-1912) | |
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![]() 歌人、石川啄木が書いた小説。新聞記者だった自身の体験も反映しているように思われる東京の新聞社の社会部の一団が登場する。主人公は、亀山、肺病になって結局、退社してしまう画工の松永、その松永の面倒をよく見た高橋などが登場する。The author is famous with Tanka (31-character poetry). But he also wrote several novels. He worked as a reporter at several newspapers. His experience reflects on this story. This is a story among reporters at a newspaper company in Tokyo. |
By: Sachio Itō (1864-1913) | |
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![]() 「隣の嫁」の続編。千葉県北部の九十九里近くの農村が舞台。省作が養子に行ってから、隣の嫁のおとよは、実家に帰る。省作も、戻ってしまい、二人の間には、恋心が燃え上がる。しかし、またおとよに、縁談話が持ち上がる。おとよは、それを断るが、実家の父が大変怒りおとよは、苦しい毎日を送る。最後に二人の結婚は許され、省作は東京へ出て、おとよは2年待つことになる。 This is a succeeding story to 'Tonari no Yome' (The neighbor's wife)... |
By: Murō Saisei (1889-1962) | |
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![]() 著者の少年時代をモデルにした小説。金沢の犀川のほとりに住んだ、7歳から13歳までの様子が描かれています。実父母がいるにも関わらず、養家にだされた主人公は、しばしば、実家に行っていました。一日に2回もいくこともありました。しかし、実父が亡くなると、実母は、追い出されてしまい、2度と会えなくなってしまいます。そんな主人公の救いは、、養家の姉でした。血のつながりがなくても、実に仲が良い二人でした。しかし、その姉もまた、望まぬ所へ、嫁に行ってしまいます。 A... |
By: Sōseki Natsume (1867-1916) | |
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![]() 物理学校を卒業した坊ちゃんは、松山の中学へ、数学の教師として赴任する。さっそく、同僚にあだ名をつけた、校長は、狸。教頭は、赤シャツ。数学の主任は、山嵐。赤シャツの子分の画学の教師は、野だ。赤シャツに許嫁を奪われかかっている英語の教師は、うらなり。うらなり先生は、九州の延岡へ転勤させられ、それに抗議した、山嵐は、辞表をかかせられてし�... | |
![]() これは、夏目漱石の最後の小説です。彼はこの小説を連載中に亡くなりました。津田と彼の妻のお延は、数ヶ月前に結婚しました。津田は、消化器系の病気で入院しました。 彼はしばしば、昔の恋人である清子のことを考えます。 This is Soseki's last novel. He died while he was writing this novel. Tsuda and his wife Onobu married several months ago. Tsuda had a poor digestion and entered into a hospital. He often thinks about his ex-lover Kiyoko. | |
![]() 語り手は、鎌倉の海岸で、先生と知り合いになる。東京に戻ってからも度々、先生の家を訪ねた。先生は、苦悩持っていた。先生の友人Kが、先生が若い頃に自殺をした。先生は、毎月、その友人の墓を訪ねていた。 語り手が、大学を卒業し、父の病の為に帰省したままで、東京に戻れない時、先生からの遺書を受け取った。その中で、先生はKが自殺した上京、そして自分の苦悩を語り手に伝えた。 The storyteller initially met Sensei at a bathing beach in Kamakura and later often visited Sensei in Tokyo... |
By: Katai Tayama (1872-1930) | |
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![]() 熊谷の中学を卒業した林清三は、住んでいる行田から、4里離れた、弥勒の小学校の先生になった。一緒に卒業した友達のように、上の学校に行きたかったが、家庭の事情で、それも適わなかった。まずは、羽生の寺に部屋を借りて、1里半の道を通ったが、次第に宿直室に泊まるようになる。文学、音楽、植物と彼の関心は変わっていく。その内に、病魔に襲われる。そして、肺の病の為に、両親を残して亡くなる。 Seizou graduated from high school and becomes an elementary school teacher. He got tuberculosis and died young. |
By: Tōson Shimazaki (1872-1943) | |
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![]() 著者の2冊目の童話集、自分の子供に語りかける形で記述している。その為、著者の父は、お祖父さん、母は、お祖母さんになっている。著者が9歳まで暮らした馬籠の様子が描かれている。馬、鳥、木などが擬人化され、著者と話をする。最後は、9歳の時に、中山道を東京に向かったことが書かれている。 The author's second collection of children's stories. Fiction & Non fiction are included. He tells about his childhood at Magome in Nagano province. At the age of nine he left Magome and moved to Tokyo to study there. |
By: Ryūnosuke Akutagawa (1892-1927) | |
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![]() 英文科の学生、俊介は、小雨の中に、若い女を見かける。一週間後、同人誌「城」の音楽会で、その女性と再会する。俊介の友人、野村のフィアンセ、初子のいとこで辰子と紹介される。そして、また数日後、電車の中で再会する。更に、野村の代役として、初子、辰子と3人で、精神病棟を見に行く。This is a romance between Syunnsuke (a university student) & Tatsuko. He saw her in the rain for the first time. In a week he met her again at a concert. They were introduced there. |
By: Kyōka Izumi (1873-1939) | |
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![]() 高野山に籍を置く旅僧が、敦賀の宿で、道連れに語る物語。飛騨から信州へ抜ける峠道であった不思議な体験。本道をはずれて、旧道を行くと、沢山の蛇のいる所、蛭の降る森と散々な目に会う、そしてようやく、一軒の家があった。そこに、美しい、声も良く、ものやさしい婦人がいた。そして、更に不思議な事が続く。 A bonze walks from Hida to Matsumoto. On a mountain pass he encounters strange things. |
By: Kan Kikuchi (1888-1948) | |
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![]() A samurai story of revenge. Ichikurou killed his master. He got away from Edo (Tokyo) with his lover. They became burglars. Then he became a Buddist priest (bonze). He started to dig a tunnel near the riverside. Then his master's son appeared seeking refenge. |
By: Ryūrō Hirotsu (1861-1928) | |
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![]() 吉里は、吉原に住む花魁です。彼女のなじみ客であった平田が、彼女と別れて故郷の岡山に帰ってしまいます。彼女はこのことを、大変悲しみました。彼女は、もう一人のよく来る客、善吉は冷たくあしらってきました。しかし、彼女は、善吉が彼女の為に、全財産を失ったことを知ります。そして、彼女は、彼を暖かく扱うようになります。しかし、彼等には、お金がありません。ついに、二人は心中をしてしまいます。 Yoshizato is a high-class prostitute, who lives in a Yoshiwara, where prostitution is legal... |
By: Takeo Arishima (1878-1923) | |
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![]() 北海道の岩内に住む漁師、木本は、画家になることを望み、札幌に住む語り手を尋ねて、自分の画を見せた。そして10年後、再び吹雪の中を語り手を尋ねる。木本は、実在の画家、木田金次郎をモデルとしています。漁船の遭難シーンは、すごい迫力です。 A fisherman, who lives in Iwanai, Hokkaido, wishes to be a painter. He sends his works to a writer who then writes about his life. |
By: Sōseki Natsume (1867-1916) | |
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![]() 漱石の熊本時代の体験を元にした小説。主人公の画家は峠を歩いて越えて、山中のひなびた温泉、那古井を訪ねる。そこには温泉宿がひとつあり、客は主人公だけであった。非人情の旅である。宿のお嬢さん、那美さんに色々と驚かされる。最後は那美さんらと共に、川舟に乗って、那美さんのいとこの久一さんの出征の見送りに、駅まで行く。そして、探し求めた画になる那美さんの表情を見つける。 A painter walks to a hot spring in mountains. He meets an attractive lady there. |
By: Tōson Shimazaki (1872-1943) | |
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![]() 東京で、眼鏡は旦那に買われました。そして眼鏡は彼と、日本国内を9ヶ月にわたって旅 行しました。まず、西へ行きました。彼等は、高知を訪れました。彼等は琵琶湖のほとりにしばらく滞在しました。彼等は、帰ってきて、北に向かいました。彼等は、一ノ関 を訪ねて、そして東京に戻りました。 In Tokyo, a man buys a pair of glasses (Jap: Megane). Together, they travel through Japan for 9 months. First they go West, visiting Kochi. They stay near Lake Biwa for a while and then go North, where they visit Ichinoseki. Finally they return to Tokyo. |
By: Nankichi Niimi (1913-1943) | |
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![]() Gon, the Little Fox (in Japanese: ごんぎつね: Gongitsune) is a famous Japanese children's story about the life of a little fox called Gon. The story is considered the masterpiece of Niimi Nankichi, also sometimes known as the Hans Christian Andersen of Japan. |